宮城県登米市登米町 『高橋美徳さんご夫妻』
震災がきっかけとなり、お住まいを新築された、高橋美徳さんご夫婦。
高橋さんご夫婦・ご家族にとって、今回の家づくりがどのようなものとなったか。
また、ご要望が、どのように形になっていったか、インタビューでお話を伺いました。
(写真:息子さんご夫婦からいただきました。ありがとうございます。)
堅い仕事で仕上がった、見栄えある和風住宅に1人1人の嬉しい空間。
信頼できる工務店の「私達の将来を踏まえた、優しい家づくり」
目次
1.震災の半壊がきっかけで新築住宅を検討
2.和風住宅が好きで、柱・天井・梁にこだわるご主人
3.もう1つの決め手は「堅い仕事の信頼できる工務店」
4.漠然とした要望が、相談と提案でどんどん形になっていく家づくり
5.梁・天井、採光、書斎、1人1人が嬉しい空間が「1つの住宅」に
6.将来の介護や、孫の成長を考えた家づくり
取材協力:ヒットアシスト
震災で半壊されたのがきっかけで新築されたという事ですが
もともと新築やリフォームは、ご検討されていましたか?
奥さん
以前から台所などの改装を考えていましたが、いざ実現に踏み切る機会はありませんでした。
主人は、家をみるのが好きで、以前からサクタさんが建てている家に見に行っていました。
ご主人は色々な家をよく見られていたのですね。
お好きな住宅や、よく見ている所などはありますか?
ご主人
昔ながらの和風住宅が好きで、天井や梁、柱などをよく見ています。
家を建てている所を見るのも好きで、登米町の大きな家づくりをしている時は、仕事の合間にずいぶん見に行きましたね。
富谷町の家、加賀野(中田町)の家も、天井が高く、すごく良いな~と思いました。堅い仕事ぶり、すごい仕事ぶりも印象的です。
なるほど。ご相談の決め手の1つだったのでしょうか。
他にご相談された理由はありましたか?
ご主人
はい。「家を建てるときは、天井を高くしたい、梁を出したい」とイメージがありました。
仕事でハウスメーカーさんの柱などもみていますが、サクタさんの建てる家は、全ての柱が太くて、しっかりして、よかったですね。
あとは、素朴な人柄です。親方も職人なので口が上手とは言えませんが、絶対ウソは言わないし、仕事も堅いです。
奥さん
分からない事がたくさんあって、「詳しい人に気軽にききたい」と思っていましたので、「言いたい事が言える」というのも大きかったです。
仕事が早い、遅くまでやってくれる。など、色々な人からお話をきいたり、実際に現場を見るなどして知っていましたので、きちんと仕事をしてもらえる。と信用がありました。
ありがとうございます。ご相談は、どのように進んでいったのでしょうか?
どのようなご要望をお伝えされましたか?
ご主人
半壊後の診断で、リフォームより新築が。と判断があり、家を建てることを決心しました。
実は、家内がはじめ相談に行ったとき、「忙しい(待たせるから)」ということでお断りされたのですが、最終的にお願いできることになりました。
私は「天井を高くしたい、梁を出したい、柱を太くしたい」とお願いしていました。
希望(要望)・提案・設計で、どんどんできてきました。
奥さん
まず設計士さんの建てる家や、サクタさんの建てる家を見に行きました。
トイレや洗面所がとても広いのが印象に残っていて、そこはお願いして、あとはお任せしました。
そこで、出してもらったものに、空間が欲しいなどの相談をしていきました。
カーテンなどの細かい所も、全部棟梁に入ってもらいました。
ご相談中や仕事ぶりで、特に印象に残っている点はありますか?
奥さん
はじめイメージができていなかったので、お任せしていました。
でも棟梁は「~はどうする?」と細かくきいてくるんです(笑)
おかげさまで、自分の思うような家になって満足しています。
ご主人
予算など色々な理由があり、大柱ははじめ「なし」だったのですが、他の所で工夫して、要望を受け入れる形で調整してくれました。できあがった時は、本当に嬉しかったです。
奥さん
大工さん達も大変だったと思います。顔を真っ白にして、遅くまで仕事をしてくれました。
雨で農家の仕事が暇な時など、主人とおばあさんが、朝から晩まで「大工さんの迷惑なんじゃないか」と思うほど見ている日もありましたよ(笑)
そうでしたか(笑)ご要望が叶ってよかったですよね。
玄関の7寸柱、すごいですよね。形になってみてご感想はいかがですか?
ご主人
天井も、梁も、柱も、希望以上のものができました。悪いけど、バッチリです(笑)
おばあちゃん(曾祖母)も「すごいね~」「いいね~」と7寸の大柱が大のお気に入りです。
お客さんからも「天井が高くて大きいね~」「坪以上に大きく見える」と評判がいいです。
奥さんのご感想はいかがでしょう。特に気に入っている点などはありますか?
奥さん
もう「全体として気に入っている」の一言ですが
踊り場から採光をとった寝室が、日当たりがよく、とてもよいです。
幅を広くして、大きなタンス(嫁入り道具)を置いています。
バルコニーは洗濯物を干すのにも重宝しています。
寝室には、廊下の風通しをよくするため、ドア上に窓をつけてもらいました。
将来の事を考えて、母の部屋まで一直線に広い廊下で繋がっています。見通しがとても良いので安心です。
階段のスペースを幅を充分にとってもらい、お風呂、トイレも大きくしてもらいました。
これも将来、介護をする事を考えてのことで、とても広くて、車椅子が入れるようになっています。
なるほどですね。2階は息子さんご夫婦がお住まいになられるそうですが
どのような所が特徴的ですか?
奥さん
はい。二階も素敵な仕上がりにしてもらいました。
階段上がりの廊下には、彩光を入れるため透明な扉をつかって解放感がある空間になりました。
部屋は書斎風のデスクを造作してもって、ここもアクリルの扉で光を入れました。
今は解放していますが、将来は間仕切りできるようにつくってもらったので、孫が大きくなったら2部屋にして使えるようになっています。
寝室のクローゼットも便利ですね。
なるほど、ありがとうございます。
最後にまとめとして、一言お願いします。
立派な仕事ぶり、期待以上の仕上がりに、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
今後もよろしくお世話になります。
ありがとうございました。
サクタ工務店(二代目・亮)より、高橋さんへ
例えばハウスメーカーさんのように、営業の仕事、建てる仕事と役割がわかれていれば、極端に言えば、責任もあいまいになります。
「会社の責任」という事になるのでしょうが、家を建てる過程で、お客様にとっては、その部分が分かれているか、そうでないかは大きなことだと思います。
自分たち家づくりのはじめから、出来上がるまで全てうけもつので、なおさら責任が大きいと思っています。
ですから「一生住むものなので、ご要望通りにしてあげたい。」という気持ちは大きいです。
とにかく、ご家族のお1人お1人に喜んで頂けた事が、とても嬉しく思っております。
これからもお付き合いよろしくお願い致します。
取材協力:ヒットアシスト
※お客様のお話に基づき、読みやすくなるように調整・校正したものを、お客様のご確認と同意の上で掲載しております。
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