我が家のリフォーム時期は?

住まいの『経年変化』を知って、適切に備えましょう

住宅各部の物理的寿命(適切に手入れしなかった場合の目安)

1年

どんな住宅でも美しく見え、設備機器の使い勝手が申し分ない時期が続きます。

四季が一巡すると、木の「暴れ」が一段落して、構造部が安定してきます。

1~2年

雨樋(あまどい)が詰まると、外壁と屋根の一部が集中的に雨に濡れることになり、放置すると構造部の腐朽の原因になりますので注意してください。

馴染みやすい雰囲気になってきます。浴室、キッチンのシリコン目地など、水まわりに黒カビなどの発生が目立つようになるので、こまめに掃除しましょう。また、湿気は各部が傷む原因になりますのでしっかりと換気をしてください。

3年~

地盤の軟弱な敷地では、大型車両の頻繁な通行や地盤の振動などでモルタルの外壁や基礎の換気口などにクラック(ひび割れ)が生じることもあります。

事前対策として、家を建てる前に地盤調査などを行い、適切に処理する

カラー鉄板屋根や、バルコニーなどの外部のペンキ仕上げに汚れやサビ、木部(外壁、破風板、窓枠など)に腐食がみえはじめます。(剥離する前に)塗り替えを検討してもよいでしょう。

5年~

防腐・防蟻処理剤の効果が薄れ、室内にゴキブリを見かけるようになる。

集中的に濡れた場合、外壁のクラック(ひび割れ)から雨水がしみ込み、構造部に腐朽がはじまる。台風時に雨が漏り、天井・壁にシミ、カビが見えたり、シロアリの発生がおこる。

(何もしていない場合)外回りのペンキ塗装が剥離しはじめます。こうなると、はがし手間がかかるため、改修工事が一気にコストアップするので考慮した方がよいでしょう。

(塗り替えしていない場合)カラー鉄板屋根は全体的にサビが目立つ頃合です。コロニアル系スレート瓦に、割れ、ズレ、褪色、カビが目立ちはじめ、和瓦には割れやズレ、塩ビ製の雨樋(あまどい)にゆがみ、破損、褪色がうかがえます。

水洗トイレの止水栓の動作チェック、配水管は詰まりを確認して、漏水事故を予防しましょう。

家電製品や家具の裏に隠れたコンセントには、ほこりと湿気がたまりますので、こまめに掃除してください。また、使用頻度が高いテーブルタップには劣化の可能性があります。使用5年目が点検の目安です。

7年~

窓まわりに結露によるカビ、汚れが目立ってきます。サイディングの外壁、窓などの防水シーリングが硬化、剥離や剥落した場合、放置すると構造部へ雨水が浸入する可能性があります。防水シーリングを打ち直した方が良いでしょう。

フローリングボードの表面にクラック(ひび割れ)、擦り傷、磨耗、剥がれがみえはじめる。外壁・内壁のタイル(湿式工法)の一部に浮きや剥落が発生することがあります。程度により、補修や張り替えを検討しても良いでしょう。

水まわりの設備機器に故障、がたつき、漏水が目立つようになります。交換の心構えをお持ち下さい。水と湿気で、浴室、洗面所、トイレのドア框、床などの傷みが進みますので。

地盤の軟弱な敷地では、外壁や基礎の通風口に0.3mm以上の亀裂が入ることがあります。亀裂を放置すると雨水が浸入し、基礎内部の鉄筋を錆びさせる危険性があります。業者に一度見てもらいましょう。

また、それまで開け閉めできていた建具が開閉困難になったり、ドアの鍵がかからなくなったりした場合、建具を調整してもらいましょう。

10年~

水まわりの設備機器の汚損と老朽化が一気に目立ちます。時期をみて交換してもよいでしょう。

浴室、洗面所、トイレなどの床下構造部が湿気で傷み、きしみや沈みが発生する。範囲によって対処も異なるので、一度チェックしてもらうと良いでしょう。

コンセントやスイッチ類が「点検時期」を迎えます。不具合を放置すると感電、火災の原因にもなりますので、点検してもらいましょう。

子供の成長、親の高齢化など家族の変化に住宅が対応できなくなり、住まい全体が手狭になってきます。特に収納部が不足し、モノの谷間で人が暮らす状態になりがちな時期です。まずは、物の整理(片付け)をしましょう。それでも収まらない場合は、増築や改修を相談してみてください。

13年~

分電盤(電気関係の安全装置)が交換の時期を迎えます。電気屋さんにしっかりと点検してもらいましょう。

15年~

雨水が浸入した木構造の腐朽が進みます。必要に応じて交換や補修を行ってください。外壁のモルタル仕上げが剥離し、下地がむき出しになることもあります。雨漏りの原因になりますので、防水モルタルの塗りなおしなどで適切に処置しましょう。

20年~

ここまで放置すると、住宅の老朽化がいよいよ進みます。改修(リフォーム)がよいか、新築が良いか、信頼できる人に相談しておきましょう。

25年~

この時点で、自宅の不動産価値(簿価)がゼロになっています。住まいの老朽化は進みますが、あまり気にならなくなってしまいます。火災・地震などの災害に対する安全性もしっかりと考慮しましょう。

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